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2026年3月23日月曜日

 

 令和7年度 3月度例会【講演会

 日時  :2026年3月21() 13:3017:35

 実施方法:名古屋工業大学 3号館 2F 0323(M5)教室
       および Teamsによるハイブリッド開催

 参加者 :28名(講師3名、技術士会会員23名、
         中部エレクトロニクス振興会1名

(1)講演会

 ◆講演1
 地方行政における電気技術職の役割変容と「社会実装」の展望

講演者:
酒井 太志 氏 修習技術者(電気電子部門)

<講演概要>

・技術系行政職(特に「電気職」)の制度的位置づけ

 募集・採用の実態  

・地方自治体/公営インフラにおける電気系技術者の

 活用事例  

・技術系人材を巡る課題(人材確保・育成・退職・

 高齢化)と行政の対応策  

・電気専門技術者として行政に入った後のキャリア

 パス・ミッション  

・今後、電気分野の技術者が地方行政で果たせる

 貢献および機会


※普段なかなか聞くことが出来ない行政に関する

 興味深いお話を楽しく聴講することができました。




        

 ◆講演2
 積層セラミックコンデンサ(MLCC)の製造について

講演者:
河合 保幸 氏(河合技術士事務所)

<講演概要>

積層セラミックコンデンサ(MLCC)はスマートフォンや自動車などに不可欠な電子部品であり、微細な誘電体層とNi内部電極を数百~千層以上積層する高度技術で製造されます。本講演では、原料粉末の分散・分級を主に説明し、グリーンシート成形、内部電極印刷、焼結、外部電極形成までの製造工程を体系的に解説します。さらに、薄層化・多層化に伴う歩留まりや信頼性課題、資源制約への対応策を紹介します。材料設計・工程制御・品質保証を統合的に理解し、次世代MLCCの展望を考察します。


※私たちの身近な製品に入っている電子部品について、

 講師の豊富な経験による様々な視点でのお話を

 聞かせていただきました。




 ◆講演3
 ChatGPTの活用方法について

講演者:
石川 英司 氏(エイアイビュー株式会社)

<講演概要>

LLM(大規模言語モデル)とは何か、ChatGPT・プロンプトの基本、ChatGPT無料版と有料版の違い、ChatGPTで情報漏洩を防ぐためにできること、専用ChatGPTの作り方、ChatGPT新機能などの最新情報などをお伝えいたします。


※昨今、最もホットな話題である生成AIについて、

 講義だけでなく、ハンズオンも交えながら、

 ChatGPTを体感できました。また、講師の楽しい

 話し口調により、あっという間に講義時間が終了に

 なるほど、楽しい時間を過ごせました。

 




(2)交流会

 講演会終了後に3名の講師の方を含め、19名で交流会を開催しました。場所は、名古屋工業大学から近い世界の山ちゃん 鶴舞店」です。講演会よりも交流会がメインなのではないかと思うくらい、参加者での会話は楽しく、盛り上がりました。


 皆様、今後もお気軽にご参加くださりますように、お願いいたします。

記:朝倉 克己(幹事)


2025年12月21日日曜日

 

令和7年度 見学会「ヤマハ イノベーションロード」

 日時  :2025年12月20() 12:3017:00

 見学場所:ヤマハイノベーションロード(YAMAHA)

 スケジュール:
  12:30~14:30 ヤマハイノベーションロード見学
          (ガイドツアー無し、自由見学)
  15:30~17:00 ディスカッション
          (遠鉄百貨店新館貸会議室)


(1)見学会&ディスカッション

 明治20年の創業以来、楽器の専門メーカーとして、技術とノウハウを蓄積・発展させてきたヤマハ株式会社のイノベーションロードを見学しました。

 楽器の開発や製造の歴史だけでなく、スピーカー、オーディオ機器などの音響技術を体感することができ、有意義な見学会となりました。

  

 また、見学会終了後には、参加者による自己紹介大会を開催しました。一人約5分間で自身をご紹介頂き、その方の技術士としての活動・経歴・実績などを知る事ができ、とても勉強になりました。また、趣味や特技などを披露頂く事で、お互いに意外な一面を知る事も出来まして、とても有意義な時間を過ごすことができました。

 特に、いつもより多くご参加頂いた「日本技術士会 中部本部 静岡県支部の方々」と触れ合う機会となったことは、とても嬉しいことでありました。

  

(2)交流会

 見学会およびディスカッション終了後、参加者による交流会を開催しました。見学会の内容だけでなく、様々な技術に関して、参加者で交流を図りました。

 皆様、今後もお気軽にご参加くださりますように、お願いいたします。







記:朝倉 克己、古久根 伸征

2025年9月28日日曜日

 令和7年度 9月度例会【講演会

   日時  :2025年9月27() 13:3016:45

 実施方法:技術士会 中部本部 会議室
       および Teamsによるハイブリッド開催

 参加者 :27名(講師4名、技術士会会員23名


(1)講演会

 ◆講演1
 各種技術トピックご紹介

講演者:
佐藤 雄志 氏 (シンフォニアテクノロジー株式会社)

<講演概要>

1)開発本部勤務時に各種技術検討した際のトピック

  紹介

・OPアンプのハイゲイン設定時の簡易設計

       方策(四端子定数を利用)

・機械系と電気系のアナロジーの利用(共

     振回路、分布定数回路)

2)技術部勤務の中からのトピック紹介

・用途による電装品回路設計の違い


        

 ◆講演2
 モータ量産における絶縁品質担保への
  取り組み

講演者:
岩本 裕嗣 氏 (トヨタ自動車株式会社 品質管理部)

<講演概要>

HEVの普及やEVの量産化に伴い年々需要が増加している自動車駆動用モータは、搭載制約や銅、希土類の資源抑制の観点から小型化が進んでおり世代を追うごとに絶縁材の使用量は低減されてきています。一方、小型高回転化、銅損低減、バッテリー搭載容量増加といった理由から駆動システムは高電圧化が進み、高電圧化と絶縁材薄肉化のトレードオフにおいて量産時の絶縁保証手法の重要度は増してきています。今回はモータの量産における絶縁品質担保の課題に取り組んだ内容を説明して頂きました。



 ◆講演3
 なんとなくわかった気になるモバイル
  通信の話

講演者:
丸山 聡 氏 (SatLab 技術士事務所)

<講演概要>

1)自己紹介

   私が無線に興味をもったきっかけと無線に

   抱くロマン

2)携帯電話システムの世代の違い(アナログ~5G)

   なんとなくわかった気になるモバイル通信の話



 ◆講演4
 電力品質(Power Quality)と関連した
  電源ノイズ対策について

講演者:
長嶋 洋一 氏 (ASL 長嶋技術士事務所)

<講演概要>

7月研究会「パワーエレクトロニクス技術の発展と動向」(竹下隆晴氏)の講演後の質疑で、同氏が「いくら技術が進展してもノイズ対策は永遠の課題」と指摘されたのを受けて、世界的に注目されている「電力品質(Power Quality)」の話題提供と、関連した電源ノイズ対策について話題提供していただきました。

あらゆる領域の電源がインバータ化された事で起きる機器の誤作動やラインストップというトラブル対策(信頼性技術)だけでなく、AIを支えるDC(Data Center)の巨大電力消費を必要とする現代においては、温暖化防止とコスト低減のためにPower Qualityへの考慮が必須となってきました。米国でのPQ展示会の模様やEP社(https://ep2000.com/)での事例とともに、古くて新しい「電源ノイズ」について問題提起していただきました。



(2)交流会

 講演会終了後に4名の講師の方を含め、19名で交流会を開催しました。場所は、技術士会中部本部から近い「みの路 名駅店」です。講演内容はもちろん、様々な技術に関して、参加者で交流を図りました。

 皆様、今後もお気軽にご参加くださりますように、お願いいたします。

記:朝倉 克己(例会幹事)


2025年7月20日日曜日

令和7年度年次大会および7月度例会・講演会

 日時  :2025年7月12() 14:1016:40

 実施方法:技術士会 中部本部 会議室
       および Teamsによるハイブリッド開催

 参加者 :23名(講師1名、技術士会会員22名

(1)年次大会
議事
 1.開会の辞
 2.2024年度活動報告
 3.2025年度活動計画
 4.2024年度収支報告及び監査報告
 5.2025年度予算計画
 6.2025年度 幹事紹介
 7.会員アンケートについて
 8.入会手続きについて
 9.閉会の辞、連絡事項


(2)講演
 カーボンニュートラルに向けたパワーエレクトロニクス技術の発展と動向

講演者:
竹下 隆晴 氏(名古屋工業大学 名誉教授、株式会社アパード 代表取締役会長

<講演概要>                          (配布資料あり)

 電力変換技術であるパワーエレクトロニクス技術は、家電、自動車、産業用機器など電気をエネルギー源とするほとんどの製品に使用されており、その基本回路構成、回路を構成するスイッチングデバイスの発展と今後の動向を説明してくださいました。

 特に、カーボンニュートラルに向けた太陽光発電システムや電気自動車などにおける今後のパワーエレクトロニクス技術の方向性について、述べていただきました。



(3)交流会

 講演会終了後には、講師の方を含めて、会場参加全員の17名で交流会を開催しました。場所は、技術士会中部本部から近い「みの路 名駅店」です。おいしい料理とドリンクを堪能しながら、参加者の交流を図りました。

 皆様、今後もお気軽にご参加くださりますように、お願いいたします。

記:朝倉 克己(幹事)


2025年3月30日日曜日

2025年3月 AI実践セミナー

 

昨年に引き続き、自分のPCで、人工知能(AI)を動かして、画像の異常検知を

体験できる実践セミナーを2025/3/22に中部本部会議室で実施しました。


1.セミナー状況

今回は、会場参加だけでなく、試しにWeb参加者も3名募集したところ、

応募はWeb参加希望者から始まり、定員3名に達したので、定員を増やし

結局4名の方がWebで参加されました。

なお、セミナーの内容は、昨年と、ほぼ同じでした。

(内容は、昨年の記事「20243AI実践セミナーの実施」をご参照ください)

 

2.実施結果

(1)Web参加者からは

「操作方法がわからない」

「画面下部の文字が隠れる」等

の声が上がりましたが、会場からサポートし、何とかAIを体験していただけたようです。

(2)参加者から

「実際に動かして体験できるのがよかった」
「会場での質問がWebでは聞こえにくかった」等
感想をいただきました。

(3)参加者内訳:会場6名、Web4名(20~70歳代)

  部門: 電気電子、化学、航空・宇宙部門

          Web参加画面



2024年4月7日日曜日

2024年3月 AI実践セミナー

 自分のPCで、人工知能(AI)を動かして、画像の異常検知を体験できる実践セミナーを2024/3/30(土)に中部本部会議室で実施しました。

1.セミナー内容

(1)Python言語やAI関係の予備知識は不要として参加者を募集しました。募集開始後、5日間で、定員の10名に達しました。

(2)参加者には事前にセットアップ手順書を送って、各自のPCにAI関係ソフトをセットアップしていただき、そのPCで、AIの操作を体験していただきました。

(3)クラウドは使用せずPCのみでAIを動作させました。

(4)講師は、企業のメッキ工程でAIを活用した服部篤彦氏(HAI技術士事務所)にお願いし、AIシステムを内製した苦労話もしていただきました。

(5)ボタン操作だけで、画像の異常検知を実現するサンプルプログラムとデータを講師が事前に準備しました。またアシスタント1名が参加者を支援しました。

セミナーの様子

2.実施結果

(1)下記手法で、画像の異常を検知しました。
・OpenCV ・EfficientNet(2019年GoogleBrain発表)
・PatchCore(22年amazon発表)

(下図参照)

左図:キズがある画像、
右図:AI(PatchCore)
によってキズの箇所を
   赤で明示した画像

(2)参加者から「AIを初めて手軽に体験できたので、今後、もっと勉強してみたい」等の感想をいただきました。

(3)参加者は40~70歳代で、建設3、機械3、電気電子3、情報1人で多分野でした。

記:岡崎憲一(幹事)

2024年2月26日月曜日

2024年2月例会・講演会

   日 時:2024年2月17() 13:3017:00

実施方法:リアル会場講演
(名古屋工業大学 4号館2階 会議室2)

参加者:22
(講師2名、中部エレ振会員3名、
技術士会会員17名

リアルの場で開催しました

 (1)講演

「エレクトロニクス・スクエア」事業のご紹介と活用方法

講演者:
 
神田 昌司氏(中部エレクトロニクス振興会 エレクトロニクス・スクエア委員会 委員、
㈱デンソーセミコンダクタ基盤開発部 技術企画課

<講演概要>                          (配布資料あり)

 中部エレクトロニクス振興会(中部エレ振)が運用を始めたバーチャル空間上の展示会&マッチングサイト「エレクトロニクス・スクエア」の紹介。中部エレ振は昭和43年設立の団体。エレクトロニクス産業の振興を目指し、日本産業経済の発展に貢献するのを目的として活動している。産学官の連携と共に、新しい技術の創出に資する事業などを手掛けている。コロナ時期での展示会自粛などもあり、リアルの場だけでの活動に限界があった。また、展示するだけの展示会ではソリューションが見つからないという声もあり、バーチャル空間上に展示するだけのサイトでなく、ユーザー同士の出会いの場であったり、あるいは中部エレ振がソリューション解決支援を行うマッチング業務の機能も備えたサイトを作る事にした。ニーズを持つユーザーとシーズを提供できる(できそうな)ユーザーが、エレクトロニクス・スクエアを利用する事で、協業できそうなパートナーを見つけたり、中部エレ振がマッチング提案をそれぞれのユーザーに行うことで、協業による新技術創出・ソリューション解決につながる事が期待される。
 丁寧な解説を頂きまして、皆様の活用と成功がとても期待されることが分かりました。
 

エレクトロニクス・スクエア(サンプルサイト)のリンク

講師 神田昌司様 ご丁寧な説明、有り難うございました。

 (2)講演

 ウェアラブル生体デバイスのEMC

講演者:
王 建青 氏(名古屋工業大学 電気・機械工学専攻 電気電子分野 教授)

<講演概要>                          (配布資料あり)

 人体を経路としたワイヤレス通信ネットワークシステムである「ボディエリアネットワーク技術」の研究を紹介頂いた。応用例の一つは、人体に装備・装着するウェアラブルセンサーからの生体情報を、人体を通信経路としたワイヤレス通信を用いてデータ収集するもの。他の応用例としては、自分の腕を動かそうとした時に発生する筋電位を測定し、その信号を操作指令として人体ワイヤレス通信を利用して遠隔ロボットアームを操作するものをご説明下さった。
 人体を抵抗と誘電体から成る電子回路モデルに置き換え、その動特性を用いてワイヤレス通信シミュレーションを行う。どのような人体の状況であろうと、また人体がどんな環境に置かれようと安定性、信頼性の高いワイヤレス通信を実現しないといけない。高周波数を用いた通信であるため、用いる通信システムがノイズ源になる事も避けねばならず、また当然ながら外乱ノイズによる通信障害が発生してもいけない。つまりEMC(電磁両立性/電磁適合性)を実現させねばならず、このためのシミュレーションや実験が研究テーマの取り組みの一つになっている。
 実験はデータ通信実験やロボット遠隔操作実験などを行っている。人体そのものや、人体を模擬した液体を通信経路とした受信機~送信機間でワイヤレス通信を行うセンシング実験もあれば、測定した筋電位信号をワイヤレス通信で伝送し人の手を模擬した遠隔ロボットアームを動作させる実験などがある。
 未来に向けた夢のある素晴らしい技術であり、人々が願う安全・健康・快適な生活を営むための是非とも実用化して頂きたい研究でありました。

研究室 ホームページ

講師 王建青教授
高度な先端技術を分かりやすく説明下さり、有り難うございました。
                          

  (3)見学会

 未来通信研究センター 見学

説明者:
王 建青 氏(名古屋工業大学 電気・機械工学専攻 電気電子分野 教授)
市川 浩司 氏(未来通信研究センター 特任教授、技術士(電気電子・総監))

<見学概要>

 未来通信研究センター様の通信EMC部門の皆様がお使いの研究施設、本日2件目の講演をお願いした王教授の研究施設を見学させて頂きました。
 ・本格的な電波暗室やEMC測定試験装置、小型の電波暗室環境での測定試験装置。
 ・ボディエリアネットワーク技術の実験装置、実験のデモ。
 実機見学は、座学だけでは伝えきれない規模感、迫力、細かなテクニックやノウハウなどが体感・体得することができ、とても有意義でした。見学はオンラインよりもリアルに限りますね。ご準備頂きました、王先生、市川先生、学生の皆様、心から感謝申し上げます。

未来通信研究センター ホームページ

実験の様子を見学させて頂きました。
人体を経路にしたワイヤレス通信、目を奪われます。

(4)交流会

 講演会終了後に講師のお二人を含め18名の参加者で交流会を行いました。場所は鶴舞の「世界のやまちゃん」。おいしい手羽先をはじめ、料理やドリンクを堪能しながら、出席者の交流を図りました。やはりリアルの場での交流こそ醍醐味の一つ。今回も大いに盛り上がり、当然ながら今後も続けて参ります。
 皆様、引き続きお気軽にご参加下さりますようお願い致します。興味がある方は、どなたでも。
 お待ち申し上げております。


 

                        記:古久根伸征(部会長 兼 例会幹事)