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2022年1月8日土曜日

2021年12月例会・講演会

 2021年12月例会・講演会

12月例会を12月18()にオンライン(Zoom)で実施しました。

日時:2021年12月18() 13301655

講演

(1)  変化の激しい分野で活躍し続けるため、今からできる10のこと

講演者:石川英司 氏(AiVIEW 情報工学部門技術士)

講演要旨:「概要企業間の競争により技術の寿命が縮まる中、技術を武器にして活躍し続けるにはどうすれば良いか。身につけた技術の陳腐化、自身が保有する技術と業務のミスマッチ、希望する未来への道筋が見えない等、これまで抱えてきた悩みを経歴とともに紹介。」

ご自身の実務経験を元にした成功談、失敗談を織り交ぜての貴重なお話を沢山聞くことができました。我々技術者が同じ失敗を繰り返さないように、また成功を納めていくための秘訣を、石川先生ならではの視点から分かりやすく、10の項目に分けてご説明下さりました。

ユーモアあふれる内容に、時に笑い、時に「なるほど!」と感銘を覚え、とても有意義な講演でありました。また今後のご活躍から生まれるであろう、「続・今からできる10のこと」にも期待しております。

(2)  DX・IoTの現在地と未来

講演者:神谷幸宏 氏(愛知県立大学ICTテクノポリス研究所 所長

講演要旨:「DXやIoTといった言葉が,新聞やテレビで毎日のようにとりあげられます。しかし,そもそもDXとはなんなのか,いろいろな人がいろいろな意味で使うのでわかりにくく,ぼんやりとしているのではないでしょうか。そしてIoTの技術論もさることながら,その意味・価値の位置づけとメリットも気になります。この講演では『今さら聞けない』DXとIoTの基礎からスタートして,これらの大きなうねりの現在地,さらには日本の立ち位置まで,統計データをひきながらストーリーとしてご説明します。そして,DXの実現,IoTやAIの活用に欠かせない人材教育にも触れ,今後の方向性を解き明かすことを目指します。」

愛知県立大学で取り組まれている、DX/IoT/AI関連の研究事例では、学生さんの実験という範囲だけには収まらず、実務的に大変有用な事例ばかりであり、すぐに使ってみたいと思うようなものが多くて本当に驚きました。愛知県内の企業との連携も気軽に相談下さいとのことですので、皆様もご検討をお勧めいたします。

DXという言葉の解説から始まり、一から勉強させて頂く感じがとても新鮮であり、自分が如何に理解していなかったも良く分かりました。さすが大学の先生。教え方が抜群でした。難しく考えてしまっていたIoTでも、実は既存技術を組み合わせれば実現できてしまうこともあるというお話は、自分達を後押ししてくれた気がして元気が出て参りました。その他、この場では書ききれない充実した内容の講演でございまして、参加されなかった方々には申し訳なくも「優位に立ってしまった」気がしております(笑)。

オンライン懇親会(17:10~)

講演者2名を含む有志参加者にてオンライン懇親会を実施。

講演時に訊きそびれた質問など、ざっくばらんに技術士視点で座談会形式にて楽しく時間を過ごさせて頂きました。

これからも、オンライン懇親会に是非ご参加ください(初対面の方、歓迎!)。とても有意義な講演ばかりでございます。お気軽にご参加頂ければと思います。

記:古久根伸征(幹事)