日 時:2022年11月26日(土) 14:00~17:20
実施方法:オンライン(Zoom)
参加者:20名
(1)講演
「半導体技術者が技術士(応用理学)を取得して何が見えるようになったのか」
講演者: 鈴木孝昌氏(技術士(応用理学部門))
<講演概要> (配布資料あり)
これからの時代、様々な得意分野を持つ人材となること、あるいはそういう人材を育てていかないといけないと感じている。人材タイプを5分類で考えた場合、T型人材であるよりも、π(パイ)型、あるいは櫛型人材になることを心がけよう。電気電子情報工学部会にいる皆様は、その部門の高い専門性を磨くのも大事だと思うが、いろんな分野に興味を持って、いろんな方々と関係を築いていくことも大事だと考える。そうすることで、自身の専門性分野も増えるし(π型、櫛型人材になる)、社会全体で見れば、新しい技術発展や経済発展につながると思う。世の中では「サーキュラーエコノミー(循環経済)」という考えが提案されている。大量消費をベースとしている日本型経済構造などと一線を画す。特に欧州が力を入れ始めている考え方である。これには一企業、一個人だけで何かをしようと思ってもダメで、相互の連携が必要となる。このような背景をもとに、私が応用理学部門で技術士資格を取得したのも、この部門が色んな分野の技術が関係しているものであり、π型、櫛型の人材を目指して活動していくために有益であると思ったからである。皆様も、多くの分野の技術に関わって頂けたらと思う。
(2)座談会(16:00~17:20)
講演者の鈴木先生、出席者約15名を中心に情報交換会を行いました。
各自の現況、抱えている疑問、興味のあるトピック、過去の経験談など、会話の中から様々な自己啓発につながる情報が提供されました。
一部の方々のトークに盛り上がり過ぎてしまった事もあり、予定時間をオーバーしてしまいました。
当初の出席者全員に発言の機会が回らなかった事、この場をお借りしてお詫び申し上げます。
またのチャンスによろしくお願い致します(謝)。
記:古久根伸征(幹事)
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