自分のPCで、人工知能(AI)を動かして、画像の異常検知を体験できる実践セミナーを2024/3/30(土)に中部本部会議室で実施しました。
1.セミナー内容
(1)Python言語やAI関係の予備知識は不要として参加者を募集しました。募集開始後、5日間で、定員の10名に達しました。
(2)参加者には事前にセットアップ手順書を送って、各自のPCにAI関係ソフトをセットアップしていただき、そのPCで、AIの操作を体験していただきました。
(3)クラウドは使用せずPCのみでAIを動作させました。
(4)講師は、企業のメッキ工程でAIを活用した服部篤彦氏(HAI技術士事務所)にお願いし、AIシステムを内製した苦労話もしていただきました。
(5)ボタン操作だけで、画像の異常検知を実現するサンプルプログラムとデータを講師が事前に準備しました。またアシスタント1名が参加者を支援しました。
セミナーの様子 |
2.実施結果
(1)下記手法で、画像の異常を検知しました。
・OpenCV ・EfficientNet(2019年GoogleBrain発表)
・PatchCore(22年amazon発表)
(下図参照)
右図:AI(PatchCore)によってキズの箇所を
赤で明示した画像
(2)参加者から「AIを初めて手軽に体験できたので、今後、もっと勉強してみたい」等の感想をいただきました。
(3)参加者は40~70歳代で、建設3、機械3、電気電子3、情報1人で多分野でした。
記:岡崎憲一(幹事)
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